入念にかつ大胆に。ベンの何でも屋としてお客様のトラブルを解決

品質保証課

H.T.さん

H.T.さん

  • 2018年入社
  • 品質保証
  • 品質保証課
  • 大学での専攻:貿易観光学科

貿易観光学を専攻していた在学中に、サービス商材よりも有形商材のモノづくりへの関心が大きくなり、ベンに入社。
プライベートでもボールペンを自作するほどのモノづくりへの好奇心を発揮しながら品質保証の業務に従事。

H.T.さん

入社の決め手(経緯) 偶然が重なった先の運命のような出会いが入社につながった

大学生の時にしていた配管工のアルバイトで、偶然ベンの製品を見かけて、「変わった名前だな」と思ったことが、ベンという会社を知った一番最初のきっかけでした。
友達と一緒にやっていたアルバイトで、それ以上の理由は特になかったものの、モノづくりへの漠然とした興味は以前からあり、就活中に大学の企業説明会にベンが来ていたので参加してみることにしました。
説明会では、採用担当者の方の気さくで優しい人柄に惹かれ、また説明の内容も面白く、会社の理解がとても深まりました。また、次回訪れた際にも、採用担当者の方は顔を覚えてくださっており、「元気?」と気さくに声をかけてくれたのも印象的です。ベンで働く人をきっかけに「この会社でモノづくりに携わりたい」と思えるようになり、この会社を選びました。

H.T.さん

仕事内容について 石橋を叩くような事前準備と
なんとか解決する大胆な対応力

お客様の現場に赴いて、ベンの製品の分解や部品交換、清掃メンテナンスをしたり、報告書などの関連書類作成や問合せ対応することが主な業務内容です。
現場でのメンテナンス業務はケースバイケースのため、実際に確認するまで本当の症状がわからないことも多く、30分の予定の修理に3時間もかかることも珍しくありません。社内の過去資料に目を通したり、どんな場合でも解決できるよう修理部品を用意する入念な事前準備も大事ですが、時には自分で判断して部品を削ったり磨いたりと、予想外のケースでも自分で臨機応変に解決する対応力も求められる仕事です。
「現場に行ってみたら事前に聞いていた内容と全然違う」という状況も多く、品質保証のエキスパートとして、正しい症状を突き止め、お客様に説明し、改善に向けて必要な修理を施す職人のような業務です。

H.T.さん

エピソードトーク 先を見通して取り組んだ
大規模な製品交換で、
以降の業務効率が大幅に改善

4年目の頃、定期点検を担当している40階建てビルの現場で大規模な製品交換がありました。別の業者が取り付けを担当したため、取り付けたばかりの製品がビルの何階のどこについているかもわからないばかりか、正常に動作しているかも確認が必要で、気が遠くなるような状況でした。特に初期の取り付け時は不具合も起こりやすいうえに、1ヶ月半で完了させないとビルの改装工事全体がストップしてしまいかねず、予断を許さない緊張感もありました。
自分の目で丁寧に確認したところ、事前にもらった図面と実際の様子が大きく違うことがわかったので、場当たり的な応急処置で終わらせず、各階ごとの図面と照らし合わせながら、正しい配置の状況がわかるように図面も合わせて更新しました。
結果的に、ビル全体の製品の配置状況を把握できたことで、以降のビルの定期点検にかかる時間が大幅な短縮に繋がり、担当できる現場の数が増えました。
大掛かりな現場を終えた達成感と、作業時間の見通しが立てやすくなったことで、業務の効率が飛躍的な向上を実感できました。

これからの目標 先輩の熟練の技を吸収し、自分の経験はこれからの後輩へ

品質保証課には10年以上の先輩が多く、まだまだ知らないことばかりで差を感じています。自分ではわからなかったことを先輩に相談すると、見当もつかない方法であっという間に解決してしまい驚かされるばかりです。頭で理屈を理解することと、実際に手を動かしてやってみることは別なので、先輩から多くを吸収して自分の技術を磨きたいです。また、先輩がそうしてくれたように自分が得た知見も後輩へと繋いでいきたいです。